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楽器(ギター)のお手入れ


アコギのメンテナンス・リペアー
by mit53
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1936 MARTIN 0-17 ネックリセット


1936年のマーチンの0-17のネックのリセットを行いました。まず、短いラバーヒーターで12フレットからの指板を温めて、接着剤を溶かして、ボディーからはがします.1936 MARTIN 0-17 ネックリセット_d0063853_14345696.jpg

ケルヒャーの高圧洗浄機です。これで、指板のフレットを抜いた穴から熱蒸気をネックジョイント部分に入れ、
接着剤を溶かします。1936 MARTIN 0-17 ネックリセット_d0063853_14405063.jpg

古いマーチンは割合簡単に取れました。接着面を見ると、ネックは今まで外されたことがないようですね。

1936 MARTIN 0-17 ネックリセット_d0063853_14423536.jpg

1936 MARTIN 0-17 ネックリセット_d0063853_14445120.jpg

かなりサドルを高くできました。これで弦のテンションの張りが出てきました。鳴りがぐんとよく鳴りました。1936 MARTIN 0-17 ネックリセット_d0063853_1447476.jpg
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ネックジョイント接合部分。

by mit53 | 2015-12-26 14:49 | アコースティックギター
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